2017年09月02日

『 修理完了Rollei オートマット 』

暗室作業が終わり、プリントを見てもらった際、
師匠から「いいレンズだなぁ」と褒めて頂いた古いローライ。

我が家にやって来たのはなんと昭和30年代。
亡き父が独身の頃にカメラ屋の店主に勧められ購入したカメラだ。
「ドイツのテッサーという、とても良いレンズですよ。」と言われ買ってしまったと、生前、父が話していた。

ところが、ここ5年ほどは出番がめっきり少なくなっていた。
チャージしておくと、シャッターが切れなくなってしまう。
ガチャガチャ弄っていると、突然シャッターは切れるのだが、当然1枚無駄になってしまう。
そんなストレスから撮影機会は、中古で購入しOHを済ませた2.8Eに譲っていた。

まぁしかしながら、私よりも我が家に長く居続ける大先輩をこのまま放置状態というのも忍びない。
そこで7月に関東カメラさんにOHを依頼した。
1998年に関東カメラさんの前身である関東カメラサービスさんにてOH。
2015年に関東カメラサービスさんでマミヤのスクリーンに載せ換え改造。
と長年、関東カメラさんが大先輩の主治医である。
1980年代にも(大きくなる前の)関東カメラサービスの先代(初代?)の社長さんに、シャッター調整とルーペの抑え羽根をワンオフ作成してもらった過去がある。

昨日、修理完了の連絡を頂き、久々の対面を果たした。

R0042240.jpg
RICOH GR

今回はOHに加え、張り革を交換した。
1998年に茶色のトカゲ革を貼ってもらっていたが、なんだか少し飽きてしまった。
オールドルックなローライに、豪華なトカゲ…大名茶のような違和感を感じるようになり、
オリジナルに戻す事とした。

とは言っても、当時のローライの牛革は経年劣化でぼろぼろになってしまう。
そこでたくさんあるサンプルから人工皮革を選んだ。
関東カメラさんの張り革サンプルはとにかく豊富だ。
意外にもシボの大きさや、シボの深さの違いで、手に取った感触がずいぶん異なる。
今回選んだ人工皮革NO25は、シボが深く、まるでカメラが手に吸い付くような感覚だ。
2.8Fや3.5Fの最後期型の人工皮革の感触が、どうしても好きになれない自分は、
所有するホワイトフェイス3.5Fもこの人工皮革に張り替えようとすら思ったが、
残念ながらこのNO25、最後の1枚だった…。

R0042241.jpg
RICOH GR

涼しさが戻ってきたらT-MAXを詰めて、どこか旅に出てみたい


posted by ようDa at 10:43| Comment(10) | ローライのお話 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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